MENU
vol.2)1月28日(水)基調講演
会期中、ぜひ足を運んでいただきたい注目セッションをご紹介するセッションハイライト。第2弾の今回は、2026年1月28日(水)の午前中に実施される2つの基調講演をご紹介します。
AI研究における日本人のパイオニアの一人で、日本を代表するシステム生物学者、バイオインフォマティクス研究者、実業家。ペットロボット「AIBO」開発者、「RoboCup」創設者、AI科学者「Nobel Turing Challenge」の提唱者として知られる。グッドデザイン賞(2001年)、Nature Award for Creative Mentoring in Science(2009年)、AAAIフェロー(2021年)など、受賞多数。
自律型AIとロボティクスの融合は、未来の科学を加速する原動力であり、科学史上最大のブレークスルーとして期待されます。「Nobel Turing Challenge」は、ノーベル賞級の発見を継続的に生み出すAI科学者の創出を目指す壮大な挑戦であり、膨大なデータから知識を抽出し、仮説生成・ロボット実験・検証を循環させる新しい科学の枠組みです。従来の科学研究のあり方を根本から変容させうる、AIが科学を担う未来像を描き出します。
コンピュータアーキテクチャ分野における研究の第一人者。バルセロナ・スーパーコンピューティングセンター(BSC)の設立等、ヨーロッパ・スペインにおけるHPC研究を主導してきた。IEEE CS Charles Babbage Award (2017年)、IEEE CS Seymor Cray Award (2015年)、ACM Distinguished Service Award(2013年)など、受賞多数。
本講演の主題は、過去に達成されたコンピュータアーキテクチャの革新が、現在においてもなお重要であり、未来に向けた研究を方向付けているという点にあります。AI向けアクセラレータやベクトルプロセッサ、混合精度演算や省電力最適化に活用される旧来の設計思想を紹介するとともに、カタルーニャ工科大学およびバルセロナ・スーパーコンピューティングセンターにおけるプロセッサ開発やAI向けアクセラレータへの貢献について述べます。さらに、今後ヨーロッパがRISC-Vを基盤とした競争力のあるチップを開発し、スーパーコンピュータやAI向けアクセラレータの設計に活用していく将来像を展望します。